不景気だからこそ大事なこと

この世に景気変動がある以上、不景気は仕方のないことです。そういうときがあるから、それに備えなければならないわけです。

備えには色々あります。商売をしているならば、不景気による売上減少に備えて余裕資金をつくっておくことも必要でしょう。備えをして、嵐の過ぎるのをじっと待つのです。

こういう時代を乗り切ってこそ、長く生き続ける店なり会社なりができるのだと思います。

僕にとって、日頃努めてきた備えとは、Nothing but the best(ただベストを尽くすのみ)です。これ以上良いおもてなしはできないという精神で、また、利他(他人を利する)の心を持って、常日頃からお客様にあたるということです。「家庭の味 はる」という店で実践してきたことです。

「はる」はほとんどのお客様が常連様です。特に広告を打っていないし、場所もわかりにくいので、また、ターゲットを絞った店造りをしてきたのでそうなったのですが、決して間口を高くしているわけではないので、お客様がお知り合いを連れてきてくださる、そして、そのお連れ様が常連様になる、という連鎖で、全く理想的にお客様を増やしてきました。

なぜこんな事ができたかと言えば、それはやはり、これ以上ないおもてなし、利他の心という経営方針があったからだと思うのです。

不景気でも変わらずお出かけの時に立ち寄ってくださるたくさんのお客様。本当にありがたく思っています。